2009/06/06

鵺‧青頭巾

4091912230鵺 (前編) (小学館文庫―夢の碑)
木原 敏江
小学館 1998-05
時は幕末。刃傷沙汰から故郷を捨てた美貌の若侍・四辻篠夫は腰元の可那枝を連れ、花のお江戸へ逃げ込んだ。そこに現れたのは旗本くずれの素浪人・主理と義賊の盗人・源也。2人と意気投合した篠夫は表稼業の髪結いの裏で、美人局をはたらき荒稼ぎ。だが、活気あふれる都の闇夜に妖魔がひそかに忍び寄る…。爛熟期の江戸の光と闇を悪党どもが駆け抜ける、「夢の碑」大江戸ピカレクス・ロマン編。
by G-Tools


4091912249鵺 (中編) (小学館文庫―夢の碑)
木原 敏江
小学館 1998-05
裏の稼業で主理の再仕官の資金を稼ぎ出そうとする篠夫。だが、可那枝を失った寂しさが、心にひそむ魔をはぐぐむ。篠夫は大店の一人娘・お袖と所帯をもつが、相もかわらず主理を惑わし、主理はその魔性に自分が捕らわれかけていることを知る。江戸の春、王子飛鳥山の花見の宴で、篠夫は血のつながらぬ兄・成島釆女正に出会った。そして、篠夫と源也をつなぐ宿縁が明らかになる…。
by G-Tools

4091912257鵺 (後編) (小学館文庫―夢の碑)
木原 敏江
小学館 1998-05
寂しき妖魔・鵺。四辻と成島の家にまつわる謎と裏切りの露見とともに、篠夫に巣喰ったその怪物は静かに姿を現した。篠夫の周囲に死の影が色濃く落ちる。悲劇の予感が漂うなか、ついに発覚する悪事の数々、花の悪党3人組に追手が迫る。雪の中、江戸脱出をはかる主理と篠夫。そして、大捕物が始まる…。大江戸ピカレスク・ロマンの傑作、完結編。「夢占舟」「昼の月夜の谺」を同時収録。
by G-Tools

關聯作品
4091912222青頭巾 (小学館文庫―夢の碑)
木原 敏江
小学館 1998-02
時は平家の天下の世、秋篠という名の若き没落貴族がいた。桜の精に魅入られるほどのその美貌。だが野心に眩み2人の女を修羅に落とした秋篠に、桜は凄惨な運命を用意する…。雨月物語に題材をとった表題作ほか、帝位奪回を悲願とする南朝の皇子・紗王の心に巣喰う深き闇「水面の月の皇子」、19世紀のプラハを舞台のゴシック・ロマン「影に愛された男」など、珠玉の5編からなる「夢の碑」第2集。
by G-Tools

0 件のコメント: